海の底、森の奥

EXO、東方神起に関する小説など書いています。
お友達を作れたりしたらなあと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

新ブログへの移転完了のお知らせ

皆様こんにちは。 先ほど更新のお知らせを上げたばかりです。 フェリシティ檸檬です。 さて、とうとう引っ越しが大体終わったと言える段になりました。 呟きや、日記の一部、そして東方神起をモチーフとしたいくつかのお話と、EXOの1作(未完)を除き、新ブログへ持っていくことができました。 そんなわけで、明日以降記事をアップする際こちらを使用することはなくなる予定です。 完全に、新ブログのみの運営となりま…

「慈雨、降りそそぐ 7」更新のお知らせ

こんにちは。 雨降りです。 フェリシティ檸檬です。 毎日の恒例となってまいりました。 「慈雨、降りそそぐ」最新話・7話を更新いたしました。 http://missfelicitylemon.blog.fc2.com/ ここからお読みになれます 。 よろしくお願いいたします。 ブルーベリーの酸っぱさにやられる フェリシティ檸檬

「慈雨、降りそそぐ 6」更新のお知らせ

おはようございます。 皆様も体調にはお気をつけください。 フェリシティ檸檬です。 「慈雨、降りそそぐ」最新話・6話を更新いたしました。 念のため、再度URLを貼り付けさせていただきます。 http://missfelicitylemon.blog.fc2.com/ よろしくお願いいたします。 手作りプリンに舌鼓を打っている フェリシティ檸檬

「慈雨、降りそそぐ 5」更新のお知らせ

こんにちは。 相変わらず風邪っぴきです。 フェリシティ檸檬です。 予告通り、「慈雨、降りそそぐ」最新話・5話を、新ブログにて更新いたしました。 昨日ご報告した新ブログのURLを本日も記載しておきます。 http://missfelicitylemon.blog.fc2.com/ こちらから最新話、ご覧になれます。 今までムラゴンにてお読みになっていただいていた方で、新ブログにお越しいただけた方、…

新ブログのご案内

おはようございます。 三連休最後の日でございますね。 フェリシティ檸檬です。 早速ですが、引っ越し先のお知らせでございます。 FC2ブログ 「海の底、森の奥」 http://missfelicitylemon.blog.fc2.com/ 上記URLで新しい地に飛べるかと存じます。 新しい記事もこの新ブログにての更新になる予定です。 まだまだ引っ越しは済んでおりませんが、最新記事をお読みになるお気…

ひとまずのご報告

こんにちは。 暑いんだかなんなんだかの日が続いておりますね。 フェリシティ檸檬です。 さて、皆様にお知らせがございます。 この拙ブログにどのくらいの読者の方が実質いらっしゃるのか、私には予測はできてもはっきりしたことは永遠に分かりません。それはなんだか切ないことだなあといつも思うのですが、このたびそんな方々(今言ったようにそれは何人いてどんな方々なのかほぼ分からないのが私の中で寂しく呼応しながら…

慈雨、降りそそぐ 4

翌朝目を覚ますと、部屋の中のベッドはすべて空だった。 ジョンインは昨夜入浴後すぐ床に着いたことは成功だったと、体を起こして嘆息した。 眠れるだろうかと目を閉じて訝ったが、見事に熟睡した。夢も見なかった。 心身ともに疲弊していたんだなとジョンインは妙にすっきりした気分で納得した。 部屋を出、リビングへ行くとジョンデがいた。 テーブルにつき、朝食とミンソクが淹れたらしいコーヒーを摂りながら、新聞を読…

慈雨、降りそそぐ 3

仕事を終えてマンションに戻ると、チャニョルがまだ帰宅していないことをジョンインはそれとなく確認した。 最近気に入りのスニーカーはないようだし、声もしないし、姿も見えない。 たぶん大丈夫。 そう思うと心から安堵し、疲労し、汗をかいた体をもたもたと浴室へ運んだ。 誰も今入っていないと分かると、軽く皮膚に張り付いた衣類を剥ぎ取り、シャワーの前に立った。 顔から湯を浴び、目を閉じると、昼間のことがまざま…

日記 2016.7.13

こんばんは。 蒸し暑い夜になりました。 フェリシティ檸檬です。 私はここ最近、EXOの最新アルバム「EX‘ACT」ばかり聴いています。 皆様はいかがでしょうか?このアルバム。 お気付きでしょうが、私はいたく気に入りました。 タイトル曲のふたつのうち、「monster」は、私自身の好みからは想像通りずれておりまして、今回のカムバックで、なぜかこちらの方がフューチャーされ人気もあるようでして、少し残…

慈雨、降りそそぐ 2

口を最後の言葉のかたちに開いたまま、チャニョルが立ち尽くすのをジョンインは黙って見ていた。 笑って、「またまた〜」と言いそうになるのをかろうじて押し留めて。 それはチャニョルの大きな尖った耳の先が、興奮や緊張で色を持つのを幾度も見てきたジョンインには、今、できないことだった。 チャニョルのそれは、ピンク色の粉をかぶったようだった。 目は変わらずらんらんと異様なまでに輝き、泣きそうなのかと勘ぐるほ…

慈雨、降りそそぐ 1

いつからか、見られているな、と、ジョンインは感じてはいた。 でもさすがにこんなことになるとは、まったく予想もしていなかった。 昼下がり。 仕事前のひととき、ジョンインは常通りソファに陣取り眠っていた。 少し暑かった。 両腕を伸ばし、頭上に掲げて仰向けになったジョンインは、唇に心持ち隙間をこさえ、寝息をすうすう規則正しくそこから奏でていた。 メンバーはほとんど仕事に出ており、マンションには数人しか…

「心中の道連れ」番外編 『有効な質問』

自室のベッドのヘッドに寄り掛かったギョンスは、相も変わらず台本を読んでいた。 その同じベッドの足元にはあぐらをかいたベッキョンが、ポータブルのゲーム機で遊んでいる。 ぽっかりできた昼間の空き時間に、ふたりはなんとなく一緒にいた。 他の部屋にも何人かメンバーがいるため、これ以上距離を縮めるのは難しかった。 ギョンスの足と、ベッキョンの腰が、触れるか触れないか。 はっきり言ってふたりとも、台本もゲー…

あとがき 「心中の道連れ」

お久し…ぶりで…ございます…。 フェリシティ檸檬でございます…。 お忘れになってらっしゃる方がほとんどかなあと思うところではありますが、申し訳なさと羞恥を抱えつつ、皆様の前に出てきた次第でございます。 とうとう、「心中の道連れ」のあとがきを書けることとなりました。 感無量でございます。 書きたい書きたいと思いながらもキイボードが壊れ、そんな状態で毎日が過ぎ、書けない中、覗くのも怖いやら悲しいやら…

心中の道連れ 20

ギョンスはベッキョンの手を取ったまま、クローゼットのある部屋へと入って行った。 3人分のクローゼットとなっているそのスペースは、ふたりでいるには多少窮屈だった。 ベッキョンはギョンスの考えを推し量ってひとりで赤くなった。そしてそんな自身を恥じた。 いちばん小さな灯りだけ点け、扉を閉めたギョンスがベッキョンを見た。 ベッキョンはぼさぼさの頭にその華奢な指を差し込みかたちを整えようとした。視線を外し…

心中の道連れ 19

もう、待っていられない。 CMを見てから、熱に浮かされたようになった俺は、仕事をこなし、それでも時間が遅々として進まぬことに必死で耐えた。 どんなに遅くなっても今日は、必ず帰って、会う。 そう決めていた。 演じていたあの若い女優の、そのもともとの薄い顔立ちがベッキョンと重なり、表情が示すひとつのことを俺に熱心に伝えてくるばかりだった。 待てない。 そしてやはり深夜になった帰宅で、そこのみにかろう…

心中の道連れ 18

ギョンスの囁きと、化粧品会社のロゴが一緒に、俺の前から去って行った。 俺は口に突っ込んだ歯ブラシのヘッドの横から、歯磨き粉が伝い落ちていくのを感じながら、耳の奥で澄んだ低音が反響するに任せていた。 ぼくのものになって それは呪文の如く俺に作用して、自分自身が体から抜け出、すべての現実がいっきに遠くなった。 俺のことを見つめる、黒々と太い眉の下の、吸い込まれそうな球体。それは中心がとらえどころのな…

日記 2016.6.3

こんばんは。 お久しぶりです。 フェリシティ檸檬です。 長いこと更新しておらず、待っていてくださる方たちがいらっしゃるとしたら、本当に申し訳ない思いでいっぱいです。 そして待っていてくださるということに心からの御礼を申し上げます。 ありがとうございます。 EXO…カムバックというやつですね!! lucky oneのティーザーを見ましたが、いい感じの音源で楽しみな気持ちが倍にも膨れ上がりました。 …

心中の道連れ 17

あのとき、ジョンインが起きてこなかったら。 撮影の間の待ち時間、控室で俺はマネージャーとふたり、休憩していた。 ここのところたとえ寝不足でも、細かく睡眠を取ることがあまりなかった。 うとうとすると、おかしな夢ばかり見てしまう。 人に聞かれたら羞恥で死にたくなるような声を出しながら目を覚ますことが、ままあった。 それを避けるためにも、完全にひとりでない限り、極力昼寝をしないようにした。 音楽を聴き…

心中の道連れ 16

「じゃあ、俺寝るー」 ごちそうさまーと言いながら、ジョンインは丼とグラス、箸を持ってテーブルを立ち、シンクに置くなりさっさと部屋を出て行こうとする。 「お前洗ってけよー」 俺が声を掛けると、ドアが閉まるぎりぎりで、あとでー、と返ってきた。 「ったく」 と言いつつ、俺は目の前のギョンスとふたりきりになったことに自分の意識が向くのに、気付いていた。 残りの麺を、なんとか無心で食べ切る。 ギョンスもペ…

心中の道連れ 15

打ち合わせが終わり、俺、ジョンイン、ジュンミョン兄さん、そしてベッキョン、 は、マネージャーの都合でそのまま話し合いを行っていた部屋に待たされていた。 出された菓子を、ジョンインはもぐもぐ食べていた。つまむぐらいではあったが、ベッキョンも。 並んだふたりは、これ結構美味しい、と、最近出たばかりのグミの菓子を口に含みながら、ぼそぼそ話している。 一列に並んだ俺たちは、端に俺とベッキョンが座る格好だ…