海の底、森の奥

EXO、東方神起に関する小説など書いています。
お友達を作れたりしたらなあと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

あとがき(束の間から)

こんにちは。

ここまで「束の間から」、お読み頂き、誠にありがとうございました。

今日で完結となりました。


私の書いた話の中でも、結果、非常に趣の異なるものとなったかと思います。


「人さらいの条件」も、ある種独特の雰囲気を持った異色作ではありましたが、この「束の間から」は、他の作品にはない軽みと若さがありました。

それはベッキョンとチャニョル、ふたりによるものとしか言いようがありません。


ベッキョンは、カイと並び私の中で挑戦するような感じのタイプでして、それもあり、初めてこの作品で1人称を用いてみました。

久しぶりの1人称で、最初は書きづらさがかなりありました。

完全にベッキョンのひとり語りをものにしたという感じはありませんが、3人称とは違う面白みが、私を楽しませてくれました。


皆さまにもその感じを少しでも受け止めて頂けていたら、すごく嬉しいなあと思います。


また、ベッキョンとチャニョルが恋愛関係に陥るというのはなかなかに難しく、こうして体の関係を双方いたし方なく持つことから始まるということになりました。

これは「受容について」を思い出される方がいらっしゃると思うのですが、ふたりの気持ちがほとんど同じであるという点が、このふたつの話を決定的に分けています。

一方はすれ違い、一方はともに細い同じ道をはみ出さず、遅れたり先走ったりしながら歩いているというような感じです。


この終わり方を、読まれた方はもう少し突っ込んで欲しかった、と思われるのか、それともこれくらいでいい、と思われるのか、どうなのかなあと考えています。

私は書き始めからだいたいこういう結末を想定していたので、それを変えることなく最後まで終われ、満足なのですが、物足りなく感じる方もいらっしゃるのかなあなんて想像したりします。


私の作品は、よく読まれている方はお分かりでしょうが、D.Oとチャニョルの登場頻度が高いです。

それはいろいろな理由がありますが、ひとつには彼らの精神性が私にとって魅力的だったり、書くのに抵抗がなかったりするためというのがあります。

この作品にもふたりとも出てきました(笑)

しかし例えば「シング シング シング」、「憂鬱のすきま」の彼らとは受ける印象がかなり違うと思います。特にチャニョルは。

元は同じ人物ですが、接する人、また、私がなにを拡大して物語るかということで、そのキャラクターが違う人間のように感じられるというのは、興味深いことですね。


チャニョルがベッキョンに好き勝手するさまは、私にとってもひどく楽しい創作でした。


果たして、このあとベッキョンはどうするんでしょう?

チャニョルも。

どこまで、なにを、どうするのか。しないのか。


それは皆さまにも想像してみて頂ければなと思います。



感想やご意見があれば、なにとぞ、お寄せください。

励みにし、より、頑張れます。


ご愛読頂き、ありがとうございました。

重ねて感謝申し上げます。




フェリシティ檸檬

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